Python入門: 演算子(代入演算子)
Intro to Python: Operators (Assignment Operators)
Treemind Academy | Sept 10, 2021
前回は、Pythonを用いて数字と文字列を計算・加工する算術演算子と文字列演算子をご紹介しました。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらも!
今回は計算や加工ではなく、変数に値を代入する際に使用する代入演算子 (Assignment Operator)をご紹介します。
代入演算子 (Assignment Operator)
代入演算子は、変数をご説明した際に既に使用しています。
Pythonでは、変数を定義すると同時に、その変数が格納する値が何なのかを指定する必要があります。
その指定をするために、必ず以下のような形式を使用します。
変数名 = 値
この中の「=」が代入演算子です。
かなりシンプルなコンセプトですが、「=」以外にも代入演算子でよく使用されるものがいくつかあります。
例えば、数字の3をsome_numberという変数に代入するコードを書いてみましょう。
some_number = 3
そして次に上記のコードを「some_numberを2大きくする」という内容を付け加えましょう。
some_number = 3 #some_numberを定義し、3を代入
some_number = some_number + 2 #some_number (現在は3)に2を足し、結果を再度some_numberに代入する
この書き方も間違いではないですが、コード少し短くする方法があります。ここで他の演算子を使用します。
「some_numbersに2を足し、結果を再度some_numberに代入する」という部分の処理が別の書き方をできます。
some_number += 2
コードはこのように同じ処理でも書き方が複数あることが多いです。
どれも間違いではないのですが、処理速度やコードの読みやすさによって良いとされる書き方があります。
この例は、同じ処理を何度も繰り返すループ(Loop) というコンセプトでよく見かけると思います。
その他、同様の代入演算子をリストにまとめました。
演算子 | 例 | これと同じ |
= | x = 3 | x = 3 |
+= | x += 3 | x = x + 3 |
-= | x -= 3 | x = x – 3 |
*= | x *= 3 | x = x*3 |
/= | x /= 3 | x = x /3 |
%= | x %= 3 | x = x%3 |
//= | x //= 3 | x = x // 3 |
**= | x **= 3 | x = x**3 |
see you next time!